音楽で稼ぐとはどういうことか考えよう

音楽で稼ぐとは、どういうことか考えよう 音楽で稼ぐとは

前の記事:プロインディーズミュージシャンとは?事務所なしで音楽を仕事にする方法

本当に音楽で稼ぎたいのか?

「音楽で稼ぎたい」と思っているあなた、少し立ち止まって考えてみましょう。本当に稼ぎたいのか——意外と、ここが曖昧なまま進んでいる人が多いです。

ナナ
ナナ

ミュージくんに質問です。
本当に音楽で稼ぎたいですか?

ミュージくん
ミュージくん

もちろんです!
だいたい、音楽で稼ぎたくないミュージシャン志望なんていないでしょ!

ナナ
ナナ

それが意外とそうでもないんです。
よくよく考えたら、音楽で稼ぎたいと思っていなかった、というケースが多々あるんです。

例えば、

  • 稼ぐことを考えるよりも、とにかく楽しくやりたい
  • こだわりの音源をレコーディングして形にしたいのであって、採算が合わなくてもいい
  • 自分の音楽を聴きたいという人には、無料でもいいから聴いてほしい

などです。

音楽が好きだからこそ、音楽で「稼ぐ」ことを目的としないというのも、一つの選択肢だと思います。

もちろん、

  • 楽しく音楽活動した結果、お金も稼げた
  • お金と時間をかけてこだわりの作品を作ったら、売上が何倍にもなって利益も増えた

というように、好きなように音楽活動をした結果、お金も稼げた、となれば理想的です。

ただ、それは運によるところが大きいと思いますし、再現性が低いと思います。

まずは「音楽で稼ぐとはどういうことか」をよく考えて、それが「本当に自分の望みなのか」を、自分自身に問いかけてみてください。

どちらが正しいとか間違っているということではないので、「自分がどうしたいのか」が重要です。

なぜなら、どうしたいという「目的」が明確にならないと、取るべき「手段」がわからないからです。

例えば、「くぎを打つ」という目的で、「金づち」という手段を選びますよね。

「音楽で稼ぎたい」のなら、「音楽で稼ぐための手段」を考えなくてはなりません。

逆に、「音楽を楽しみたい」のなら、その方法を考えればいいのであって、「稼ぐこと」は特段考える必要はありません。

自分に問いかけよう

自分でも、自分の事が意外とわかっていないものです。

ソクラテスも「汝自らを知れ」という言葉を大事にしていたと言われています。

やるべきこと、取るべき手段がわかるように、自分が「本当に音楽を仕事にしたいのか」を考えてみましょう。

ミュージくん
ミュージくん

う~ん、でも、やっぱり僕は稼げるようになりたいなぁ。

ナナ
ナナ

どうしてですか?

ミュージくん
ミュージくん

どうしてって…
好きなことで稼げたらいいなと…
他に得意なことや、やりたい仕事がないし…
あとー、やっぱり、有名になったらちょっと、モテるかなぁと(〃´∪`〃)ゞ
それに、一曲でも売れたらお金持ちになれるかも!

目的を明確にするためには、「稼ぎたい」という言葉の裏にある思いが何なのか、こうして言葉にしてみてください。

ナナ
ナナ

ミュージくんの場合は、

  1. 好きな音楽で稼ぎたい
  2. 他にやりたい仕事がない
  3. 有名になってモテたい
  4. お金持ちになりたい
ミュージくん
ミュージくん

そんな風に箇条書きにされると、かなり恥ずかしいです!!

ナナ
ナナ

皆さん、だいたいこんな感じですよ♪

順番に見ていきましょう。

1.好きな音楽で稼ぎたい

そうですよね、好きなことをしてお金になったらうれしいですよね。

でも、ちょっと待ってください!

「音楽で稼ぐ」ということは「音楽を仕事にする」ということです。

「仕事にする」とはどういうことかを考えてみましょう

趣味と仕事の違い

音楽を趣味にすることと、音楽を仕事にすることの違いについて、色々な考え方があると思いますが、ここでは3点を挙げます。

仕事には

  • 責任が伴う
  • 音楽以外にもやらなければいけないことが沢山ある
  • ニーズを意識せざるを得ない

具体的に考えていきましょう。

「責任が伴う」

趣味は自分の満足のためです。

それに対して仕事は、誰かの満足の為に価値を提供し、その対価としてお金をもらうということです。

対価をもらう以上、人の満足に貢献するという責任が伴います(決して、趣味は無責任という意味ではありません)。

「音楽以外にやらなければいけないことが沢山ある」

どこにも所属せず、自分で稼ぐということは、「個人事業主になる」ということです。

大きな会社なら、営業が仕事を取ってきてくれて、経理が税金の処理をしてくれて、マネージャーがスケジュール管理をしてくれるかもしれません(もちろん、その人たちの人件費分も稼がなくてはならないのですが)。

個人事業主は、基本的にはそれらのことを、全部自分でやらなければなりません(稼げるようになれば、外注するのもありですが)。

具体的には、例えば、損益を考えなくてはいけません。

趣味ならば、生活に支障のない範囲で、お金を使うこともできます。

しかし、仕事となると違います。

報酬をもらっても、それ以上に経費がかかっていたら継続できません。

仕事として継続するならば、利益が出るように計画して音楽活動をしなければなりません。

「ニーズを意識せざるを得ない」

仕事になる、ということは、何らかのニーズがある、必要としている人がいる、ということです。

となると、何らかの形でニーズを意識せざるを得ないときがあると思います。

趣味ならば自分の好きなように音楽を演ればいい。

仕事になると、そうはいかなくなるかもしれません。

ナナ
ナナ

音楽を仕事にするということは、自営業と同じで、自分で考えて行動する自由があると同時に、責任も負うということです。
ですから、要はセルフマネジメントスキル、自己管理能力が必要なんです。

ミュージくん
ミュージくん

好きだから仕事にしたいけど、仕事にすると好きなことだけやっていてはダメか…
う~ん、確かに大変そうだけど…
僕はやっぱり、誰かの役に立ちたいから、価値を提供できるようになりたいな。
だから、大変でも仕事にしたい!

ナナ
ナナ

おっ! 5つ目がでてきましたね!!

  1. 好きな音楽で稼ぎたい
  2. 他にやりたい仕事がない
  3. 有名になってモテたい
  4. お金持ちになりたい
  5. 誰かの役に立ちたい
ミュージくん
ミュージくん

やっぱり恥ずかしいです…

ナナ
ナナ

健康な体の他に人が求めるのは、だいたい「色、金、名誉」ですよね〜。
程度の差こそあれ、モテたい、お金が欲しい、認められたい、っていうのはみんなありますから〜♪

「やりたいこと」が明確でないときは「やりたくないこと」から考えてみよう
ナナ
ナナ

次に、

2.他にやりたい仕事がない

についてですが、「やりたいこと」が自分でも明確でないときは、こうして「やりたくないこと」から明確にするのも一つの手ですね。

ミュージくん
ミュージくん

音楽で稼ぐにも、音楽以外のことも、やらなきゃならないと。
どうせ、やりたくないこともやらなきゃならないなら、
音楽に関係ないバイトより、音楽で稼ぐためにやるほうがいいです!

無理をして疲れ果ててしまったり、立ち直れないダメージを受けるようなことはやめたほうがいいと思いますが、「面倒だけれど、好きなことのためなら頑張れる」というレベルならやってみましょう。

目的なのか手段なのかを意識しよう
ミュージくん
ミュージくん

もう言われる前に自分で言います!

  • 有名になってモテたい!
  • お金持ちになりたい!
  • 誰かの役に立ちたい!
ナナ
ナナ

この3つに関しては、音楽は手段ですよね?

ミュージくん
ミュージくん

へ?
あ、モテる、お金持ちになる、誰かの役に立つ、その手段が音楽ってことですね…

ナナ
ナナ

そうです。
あともう1つ、お金持ちになりたいのはどうしてですか?

ミュージくん
ミュージくん

えーと、欲しいものが買えるし、行きたいところに行けるし…お金の心配をすることなく、自由に暮らせたら幸せだなと…

ナナ
ナナ

つまり、「お金持ちになりたい」のは、「自由に暮らす」ための手段ですね。

言葉の裏に隠れた「真の目的」というか、「より上位の目的」を意識しましょう。

ミュージくん
ミュージくん

確かに、お金持ちになって自由に暮らすのが目的なら、堅実に働いてお給料もらった方が成功確率大ですよね…。

問題なのは、自分でも何をしたいのか、わかっていない場合です。

目的がわからなければ手段が定まらない。

手段が定まらないと結果が出にくい。

目的と手段は時の経過とともに入れ替わったり、変化することもあります。

迷ったり、行き詰ったときには、また自分に問いかけてみましょう。

ミュージくん
ミュージくん

う~ん、でも、僕の場合は、モテたいとか、お金持ちになりたいっていうのは、目的というより、オマケみたいなもんで…
やっぱり、好きな音楽をやって、その価値を認めてくれる人がいて、お金持ちとは言えなくても、それで生活できればいいかな!

ナナ
ナナ

なるほど。
モテたい、お金持ちになりたいっていうのも、「稼ぎたい」というモチベーションを保つためには有効ですよね♪

ナナ
ナナ

ちなみに「音楽で稼ぎたい」という言葉の裏にある真の目的が「お金持ちになりたい」だと金銭トラブルで躓きやすくなり、「モテたい」だと男女関係で躓くパターンが多くなり、「認められたい」だとメンタルヘルスに問題が生じる可能性が大きくなりますので、ご注意ください。

ミュージくん
ミュージくん

ぐっ…

📌 ちなみに…「動機別」の躓きパターン

「音楽で稼ぎたい」という言葉の裏にある真の動機によって、陥りやすい落とし穴が変わります。

  • 「お金持ちになりたい」が本音 → 金銭トラブルで躓きやすい
  • 「モテたい」が本音 → 男女関係のトラブルで躓きやすい
  • 「認められたい」が本音 → メンタルヘルスの問題が生じやすい

本当の目的を自分自身に正直に問いかけておくことで、後々のトラブルを未然に防ぎやすくなります。

  • 「音楽で稼ぐ」とは「音楽を仕事にする」ということ
  • 本当に音楽を仕事にしたいか、自分に問いかけよう
  • 音楽を仕事にするには、自己管理能力が必要

当ブログは始まったばかりですが、残念ながら、経験上、ほとんどの人はここで脱落していくと思います。

ここまで考えてもやっぱり、ミュージくんのように音楽を仕事にしたいならば、どうぞ先へ進んでください♪

  • ニーズの作り方(稼いでいる人はどうやってファンを獲得しているのか)
  • 営業の仕方(稼いでいる人はどう考え、行動しているのか)

をお伝えする前に、注意が必要なことを先に書きたいと思います。

次の記事では、活動する上で必ず知っておくべき「おいしい話への注意点」と「費用の考え方」について解説します。

▶ 次の記事:音楽で稼ぐ前に知っておくべきこと|おいしい話の見抜き方と費用の考え方

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